後半戦開始。


Chapter 4 四牙襲来(ヘクトル編;第21章〜第24章)
Chapter 5 夜明け前の攻防(ヘクトル編;第25章〜第28章外伝)
Chapter 6 運命の歯車(ヘクトル編;第29章〜第31章外伝)


Chapter 4 四牙襲来(ヘクトル編;第21章〜第24章)

魔の島から帰って一息。ヘクトル若は闇の中、束の間の安息をとる。
素行の悪さがモノを言ってしまったようだ。闘技場に入り浸ることをオズインに窘められる若の姿がそこにはあったのだ。
が、別にオズインはそこまで咎めている様子でも内容だ。一昔前に流行したチョイ悪オヤジというやつなのだろう。

その一方で行軍が遅いと村が容赦なく破壊されるという困った現象が起きるのだが。


PICK UP CHARACTERS

左より、スーパー盗賊ラガルトおじさん。
この章の闘技場で一気にレベルを上げてみるテスト。指輪無しで戦える貴重な御方。
ハードブーストも相まって、彼が出てこられるとマシューの立場が・・・
マシューよりも安定した成長をするのでより実戦向きなのもポイントが高い。
クラスチェンジは「盗む」コマンド封印の関係から恐らくない。

右側、スーパー踊り子ニニアン嬢。闘技場システムにより以下略。
他ユニットと比較してよく伸びる速さと幸運のおかげで滅多なことでは死ななくなる。
ハードモードではユニット再行動から囮まで幅広くこなして頂くことになると思います。攻撃が出来ないと侮ってはならない。

ヘクトル若にようやく真っ当な評価を頂いた。

そして、ユバンス隊長に尤もらしいことを諭されてしまった。いのちをだいじに。
これは、まるで・・・軍師NMBを象徴しているかのようであった。
口を酸っぱくするほど繰り返すが、ハードモードでは防衛戦が本当に狂ったような難しさなのだ。
(この章に限って言えば、ユバンス隊長が画面端に陣取っているためエリハーより楽なのだが。)

そして大陸を揺るがす一大事に自らの身を挺して作戦を立てるNMBは、
現オスティア国王ウーゼル様(ヘク兄)にもお墨付きを戴き、今後の行動が非常にしやすくなった。
ヘクトル様が名前を呼んでくれるまでNMBのNの字も出なかったので、NMBは空気になっていたのかと思いましたが、
それは杞憂のようでした。とりあえず一安心です。


PICK UP CHARACTERS

イサドラお○さん。
ここまで馬ユニットが育っていない場合は手助けになるか・・・
と思ったらそうでもない。マーカスとどっこいどっこい。
寧ろ、マーカスのありがたさを再認識してしまう
死の危険が付きまといますが、使わないとクリアが困難という絶妙なバランス。
一軍にするにはアフアのしずくが必須でしょう。それよりもケントでもセインでもロウエンでも育てた方がいい。

一方のヒースはハードブースト対象のためなかなかの強さ。
しかし、登場する章では弱点となる弓、魔法系ユニットが結構多いのでやや運用が困難。
ペガサスより力、防御に特化しているので場合によって使い分けるべし。

生ける伝説がいるというナバタの砂漠に向かうNMB一行。
砂漠には不思議がいっぱいある。

センスが一際光るならずものたち。

ヘクトルハードオンリーイベント砂嵐が吹き荒れる中・・・

アッー!

散り際の科白のセンスも歴代FEプレイヤーを唸らせる。

それよりも不覚だったのは、導きの指輪所持の魔導師を知らずに葬っていたことだ。
ただでさえ数少ないクラスチェンジアイテムを取り損ねたのは非常に痛い。
海賊船でも取り逃しているため、これで2つめのロスとなる。非常に痛い。


視界が狭くなった新生砂漠ステージの後には、魔封じの者―――キシュナが待つ地下へと引きずり込まれる。
敵は上級職ばかりだが、アイオンと同様に魔法を封じられた魔法使いなぞ・・・

ん?

キシュナが何もしないのに撤退した。

残されたNMBを待ち受けるのは闇の神将器ルナ、容赦ないパージを中心とした遠距離魔法やスリープ、サイレス、バサークなどの補助魔法の嵐であった。
ヘクトルハードではこの章は山場どころかはっきり言って鬼門である。
正直、優秀な杖ユニットが自軍にいないと詰んでいる。

こんな時にエリなんとかさんは一体何をしているのか。空気を読んで頂きたい。

魔防が低い二人にとってもこの章はなかなか厳しいものである。
常にギリギリの戦で戦い続けるのだ。

(ヘクトルハードをプレイしたことに)絶望し、
この選択(=外伝に入ったこと)を後悔するやもしれん。


PICK UP CHARACTERS

ホークアイ。鷹の目。砂漠の守護者。
(物理的な意味においても)重そうなどっしりとした風格に似合わず狂戦士である。
ぼくにはとてもできない。
あまりの戦力差に泣きたくなってくるような上級職の屍を築き先へ進むには彼の強力が不可欠である。
ぼくにはとてもできない。

漸く若様もNMBを心の底から認めるのであった。長い道のりであった。


どさくさに紛れてNMB一行をやっつけようとする【狂犬】ライナスさん。
それ以上に大物のオーラを醸し出す右のモブ。この風格は一体・・・

【黒い牙】の一員が潜む民家。今は任務中に怪我を負ったジャファルが匿われている。
向こうも悟られないように必死だ。怒られてしまった。

怒られたので怖いお兄さんを連れて行ってみた。ちょっと不憫になってきた。

一方、町中での戦闘が落ち着くと、パーティではナンパが発生していた。
やはりこの軍には危機感が足りないと言わざるを得ない。NMBの悩みは尽きない。

PICK UP CHARACTERS

セイン。伝統の緑騎士。
力がよく伸びるがやや技が上がりにくい。
ケントと比べると幸運は高めなので、その点はカバーできているか。
ナンパをしまくって是非是非支援の輪を。

ガイツ。この場で仲間になるウォーリア。弓が使えるのでドラゴンばかりのこの章では即戦力に。
ハードブースト付きなので弓兵がいない場合、斧兵が育っていない場合などなど汎用性は高いと思われ。


「いよいよ、攻略も後半に差し掛かって来ましたね。計算通りです。
今回のポイントは索敵マップとなって進化を遂げた砂漠と、キシュナ殿が撤退する外伝でしょうか。

砂漠の民、ポール、ジャスミンは見かけによらず危険です。いえ、見かけからして別の意味で危険ですね。
果敢に移動してくる敵将ほど怖いものはありません。おまけに周囲も殆ど見えないですし。

地下ステージは開始数ターンのキシュナ殿の調製が鍵となるでしょう。
敵兵を如何に魔封じの範囲に閉じ込めるか、この点にかかっていると言えます。
また、スリープやサイレスが術師に飛んでくるので、対策が必要でしょう。
セーラ殿、プリシラ殿などの杖持ちが育っていないとかなりの苦戦を強いられるでしょう。

次回、索敵+説得+特定生存+盗賊によるアイテム回収とFEのすべてが詰まったような
最難関の一つ、“夜明け前の攻防”まで行けるでしょうか・・・」


Chapter 5 夜明け前の攻防(ヘクトル編;第25章〜第28章外伝)

今後来る決戦に備え準備運動といったところだが、自称【すご腕】を名乗るファリナを雇うことに。
さすがの若様も点目になってしまっている

しかしながら【すご腕】を名乗るだけあって実力は確かなもの。増援で登場する修道士の束を
ものともしない魔防をほこり、一気に処理していった。
しかしマーカスの呪いを受け、力がクラスチェンジまでに一度しか上がらなかった。

ベルン国王デズモンド。娘のこの一言を期に、息子ゼフィールを殺害することを計画する。
器の小さい国王だ
とある事情によりFA屈指のネタキャラとなっているが、それについてはまた別の機会に。

最近流行の結婚詐欺に引っかかったのだろうか。エリなんとかさんのナンパが報われない瞬間であった。
戦場でふしだらな行為を続けたため罰が当たったのだと思いました。

暗殺団のアジトなのに尾行されて場所を突き止められるという大失態を犯してしまった
ケネスさんもそんなエリなんとかさんをうふふふふふ、と温かく迎え入れてくれた。

ケネスさん本人が尾けられたわけではないが、部下の責任は上司の責任である。
任命責任が問われる事態に陥りかねない。

PICK UP CHARACTERS

魔導将軍パント様。上級加入の理魔導師第一選択。
杖も初めから全て扱える強力ユニット。エルクの上位互換とみて間違いない。エルク涙目過ぎる。
初めからルイーズと支援Aがついているのでセットにするとより強力に。

一方のルイーズはスナイパーが自軍にいなければ加入のチャンスあり。
防御面が全体的に不安だが、旦那様と支援を組めば案外使っていけるかも

にしてもこの二人、砂漠の外伝から使えたら良かったのに・・・

主に、エリなんとか一行を前にしてうふふふふふとか言っちゃう辺りを指しているのだろう。
そんなケネスさんの座右の銘(?)は「神がいるとすれば、それはネルガル様だけです。」
やはり、FE烈火には珠玉の名言が多い。

PICK UP CHARACTERS

バランスのよいペガサス三姉妹次女。ファリナ。守銭奴。
【すご腕】の二つ名は伊達じゃない。フロリーナ、フィオーラよりもバランスの良い成長をしてくれます。
弱点がないと言っても過言ではない。逆に言えばエリなんとか病に罹る危険を孕むということである。
本プレイではマーカスの呪いを受けた。

寝返りハードブーストが相まってかなーりヤバイ強さになっている勇者ハーケンさま。
勇者といえばヴァッくんことレイヴァンと比較されるのが常ですが、
攻撃重視な彼に比べて上級職加入ならではのバランスがとれた扱いやすい勇者さまです。
即一軍でも申し分ないです。
イサドラ使いたい人は彼と支援を組ませるのもいいのではないでしょうか。


輸送隊の命と引き替えに(死んでいないけど)無事ゼフィールの命を狙う輩を駆除することに成功した。
索敵マップの中、宝箱回収・奪取およびゼフィール護衛を、
常軌を逸した能力のマクシム、ウルスラの相手をしつつ迅速に行わなくてはならない、ヘクトルハード最難関の一つである。
多少の犠牲は致し方がないのだ。しかし、配置を間違わなければ多分死ななかったのも事実である。
運が悪いと、自分が良くてもゼフィールが死ぬわ、ジャファルが力尽きるわ、精神難度の高い章である。
あと、ソーニャの様に強力な魔法使いにローリスクで攻撃する方法はルナくらいしかない。由々しき事態だ。

全くだ。

PICK UP CHARACTERS

ニノ。遅れて出てきた魔導師のエース。
悶絶強ユニット。開発者の愛を感じる。レベル上げは加入章後の外伝で十分可能。
パラメータは守備以外バランスよく伸びる。ますますエルクの立場がない。
体格が低いので攻撃速度が落ちやすいのがタマにキズ。

ジャファル。闇の誓約書を使わなければ自軍唯一のアサシンとなる。
能力は加入時にほぼ完成しているが、幸運がもう少しあればかなり化けそう。
瞬殺はボスには発動しにくいが、幸運0のモルフが多くを占める本作では活躍の場が多いと言える。


「今回は大きな山場、夜明け前の攻防が肝と言えるでしょう。
エリウッドハード以上に強化されたマクシム殿の強さには恐れ入ります。
もたもたしていては宝箱が荒らされるばかりか、ゼフィール、ジャファル両名の生存も危ぶまれます。

しかも本体は反対側からウルスラ討伐に廻るため、精鋭部隊の存在が必須と言えます。
攻略のカギとなるのは、如何に危険な敵を速やかに倒し、如何にターンを無駄にしないで迅速に進軍するか、この2点でしょう。
兎に角、盗賊の配置、トーチ、たいまつによって出来る限り視界を広げ、
範囲内にいる敵は1ターンで仕留める位の勢いで進軍するつもりでなければクリアは困難でしょう。

次回はますます混迷を極めることになるでしょう。
敵軍のユニット構成が他モードと全く異なる物量ステージ“運命の歯車”
ヘクトルを含めて2人で挑む少人数プレイの極み“狂戦士テュルバン”
そして、杖の驚異3倍増となる最後にして最強の防衛マップ“悠久の黄砂”

以上3章についてお送りいたします。次回更新をよろしくお願いいたします。」


Chapter 6 運命の歯車(ヘクトル編;第29章〜第31章外伝)

若かりし日のマードックが、王子ゼフィール救出の例を陳べる。
しかし、こんなところで一体長々と何をしているのか?
ゼフィールの命が狙われてもこの様子ではやむを得まい

そんな中、NMBは黒い牙の残党の相手をすることになる。
敵軍は構成が大きく変わり、固定的の一部以外は殆どが魔法部隊で構成されている。
遠距離魔法も、補助魔法も容赦なく襲いかかってくる。

物語もクライマックスを迎えようという中、イベント上、クラスチェンジが出来ないため、
素早さと幸運と魔防の低いヘクトルは特に脅威にさらされているにもかかわらずあくびである。
この軍にはやはり危機感というものが足りない。NMBの苦悩は続く。

リンディス公女はそれはNMBが孤独だからだ、と評しているがそれは誤解であることを断っておきたい。
前後のつながりが無いような気がしないでもないが、ここは目を瞑って戴きたい。

その通り。全ては誤解なのである。
因みに戦場の最中、一杯やっていたというのは誤解ではなく事実であることにはご留意頂きたい。
(死人が沢山出るこの凶悪な敵陣構成の中、NMB軍は)どうしてこんなこと・・・に
なっちゃうの・・・・・・?


ジャファルのまるでトイレへ行きたいのを激しく我慢しているかのような表情からもことの深刻さを読み取って頂けることと思う。
やはり、軍に入って間もない人物の方が軍の危機を的確に把握しているということなのだろう。


途中、目が逝ってしまった感じの、ちょっと変態じみた人にも遭いましたが、無事神将器をゲット。
パートナーはクラスチェンジしたばかりのニノで。
杖で回復しつつ向かいます。聖水と盗むアイテムいくつかは断念。
あと、クリアターン数詰めるならカナスにルナ持たせるのが一番早いか。

今となっては、絶大な信頼を得たNMBは最後にして最高難度の防衛マップに挑む。
敵はどこにでもいるし、どこにもいない、突然沸いてくるモルフの軍。
軍が分断される中、ここでも驚異となるのは補助魔法の嵐であった。
そして当たり前のようにルナとかリザイアを装備しているドルイド共。

策と言われればレストとリブローを忘れないことでしょうか。
それと、ドルイドは一気にかたを付けるとか・・・
物理攻撃だけならオズインで蓋すれば何とかなるのですが・・・
敵の構成は他に剣士系が宝箱部屋近くに、真ん中の大広間にアーマー系がそれぞれ配備されている。

にもかかわらず、ファリナ女史には弓兵がいっぱい、と評価されてしまった。
どういうことなの・・・

しかし、数ターン後には右側の階段からわしゃわしゃと沸いてくるのであながち間違いでもないのだが。
流石【すご腕】を自称するだけのことはある。全く恐れ入る。

しかし、報酬をはずまなくてはならないという恐ろしい事態になってしまった。No More Bet・・・


PICK UP CHARACTERS

ドラゴンマスター、ヴァイダ様。
優秀な飛行系ユニットが育っていない場合は運用も可能か。
ごらんの通り、ハードブースト補正もかかって能力値は魔防以外申し分ない。
飛行系の中で特に守備が高いところは非常にありがたい。
マリナスの支援みたい人にもオススメ。
因みに向きによって顔の傷の位置を移動させるという特殊能力を有する

そして、天然系ソードマスターカアラさま。
バアトル(ウォーリアLv5以上)と対決して引き分けるのが加入条件なので
ここまでに彼を育てることは必要条件となりますが、HPに若干難ありか。
苦労の割には余り報われない様な気も。イ○ドラよりは強いけど。
ハードモードの終章一歩手前で使う余裕は?と言われるとなかなか厳しいものがあるかもしれません。


「この辺りからは全てが鬼門、エリウッドハードにおいては休憩点であった
悠久の黄砂ですらも極悪な難度となってプレイヤーを苦しめてきます。
ここで一度振り返ってみますと、序盤はペガサス遊撃軍による波状攻撃、
後半はプレイヤーの攻撃の範囲外からの悪質な嫌がらせ(特に補助魔法)が難度を押し上げている
といった印象でしょうか。

戦支度では主にキラー系武器と銀装備を充実させ、万全の体制を整えておきます。
次回、延々と続くとも思われる増援の数が膨大な本作最強の物量マップ“背水の戦い”
魔封じの者3度目の正直、敵は全て狂戦士“生の価値”
そして、物語の最後を彩る終章“光”まで、果たして行けるのでしょうか?

次回更新をよろしくお願いします。」


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