作品概要

とりあえずなぜこのようなコンセプトで企画を始めたのかというところから 話を始めなくてはならないだろう。

〜Prologue〜

ある日、件の人物は突然、謎の失踪を遂げる。キーワードはマッチだった・・・
今でこそ、その価値というものは、ライターやチャッ●マンなどにとって代わられてしまい その輝きを失いつつある。

しかし、いつか訪れる平和な世界において、
それはお金のような紙切れとは 比べ物にならないくらい価値のある、佳き時代の象徴なのである。

   , -‐―‐‐-、
  /   ,    ヽ.     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  l */_ノ/ヽ)ノ    |
  | (| | ┰ ┰|l |  ∠   ひー!
  l ∩、''' - ''ノ∩   |
  | ヽ}| {介} |{/    \_____
(_ノ_,ノ く_/_|_j_ゞ!し'
     (__八__)

これは、また別のお話であるのだが、いつも通りの日々をいつも通りに過ごしていたところ、
一冊の雑誌が私のもとに届けられたのだ。

その雑誌を何気なく読んでいると、ある一つのコラムの存在に驚愕せざるを得なかった。
「おお、先生は生きておられる・・・」
無論、勝手に天井人にされてしまってはまさを先生にとってもはた迷惑極まりない。

しかし、私はただ本家大元から離れてしまっても尚、コラムを連載し続け、
我々を暖かく見守っているということを知ることができただけでも嬉しかった・・・

詰まる所、何が言いたいか。たった一回、先生の英知に触れるだけでいいのだ。
それは、勿論今回のように文献と対話することでもいいし、それが難しいのであれば

彼の代名詞ともいえる魔法の言葉”ひー”を唱えるだけでもいい。こうすれば世界は救われ、この殺伐とした世界に平和が訪れるということである。
しかし、それには一つだけ問題があった。
まさを先生は対人恐怖症だということだった・・・

もしも、彼のような人物がRPGの主人公だったら・・・そんな if をふんだんに盛り込んだのが本ストーリーである。
通常のRPGと言えば町へ入って情報収集、買い物、ダンジョンでの魔物退治が王道であるのだが、果たして・・・?


システムなど

まあ、RPGというジャンルに拘るのであれば、そこには何かしらのストーリーありきでなくてはならないのだろう。
だが、この対人恐怖症という設定を表面に出そうとすると、必然と登場人物の枠を削っていかなくてはならない。
つまり、何が言いたいか。ストーリー自体が存在しえない物語なんです。(ぇー
だったら逆にシステムから考えていってはどうだろうか?
このシステムを最大限活用できるストーリーこそふさわしいと考えるからである。

戦闘システム

プレイヤーキャラはまさを1人です。対人恐怖症である以上、
チーム戦を行うこと自体が禁忌なのである。
戦闘は、まあいたるところで発生しますが、基本的に「逃げる」コマンドの活用です。
攻撃手段を一切持たないからである。なぜなら、戦闘時間が掛かれば掛かるほど、
彼にとっては精神的な負担が大きくなってしまうからである。
バイタリティ系のパラメータにはHP(いわゆる体力ではなくひーポイント
及びMP(いわゆる精神力ではなくまさをポイント)があり、
本来Hit Pointと呼ばれるパラメータがこのゲームではMP、
Mental(Magic) PointがこのゲームではHPと表わされているのです。
ややこしいのは仕様です。あえてそうしました。まずは常識を覆すところから始めたいと思います。
敵と出会ったら積極的に逃げる。これがポイントです。
「逃げる」コマンドについてはまた改めて解説したいと思う。

         *⌒´`*、
        ! i! (((ノリ)〉 | 見・敵・必・殺であります。
        W!(i| ゚ ヮ゚ノ|W
         ⊂)不!つ                          
        __,,ゝ┼─┼====┐.        ''"´"'''::;:,,,      
        | □|   .| |:|ヾ二二二二二(ポ     ,,;;;;´."'''    
   _____|__,|_;||___,| |:|ル-┬─┘     ´''::;;;;::'''"´     
  |ヌ///   /   ~~|ミ|丘百~((==___     バゴーン      
  └┼-┴─┴───┴──┐~~'''-ゝ-┤              
  ((◎)~~~O~~~~~O~~(◎))三)──)三);                
  ..ゝ(◎)(◎)(◎)(◎) (◎)ノ三ノ──ノ三ノ;*;∵                


戦車とかに乗るなりして極力エネミーとの直接対面を減らさない限り、残念ながら倒すことはできない
特にエネミーが人型だと出くわした地点で即死くらいのバランスだと考えられます。
普通のRPGであれば敵を倒すことによってEXPやマネーを稼ぐことができるかと思いますが、
それでは、対人恐怖症という設定を最大限に生かすことが出来ない。
寧ろ逃げることでEXPを得ることができる。うん、これでいくのがいいでしょう。

しかしだ。マネーに関しては流石に敵を倒さなくては稼げないな、とも思ってるんです。
が、戦闘は基本的に逃げることを目的としているのでここで稼ぐことができない・・・
となると何か別の方法でマネーをゲットする方法を考えなくてはならない。
さて、どうやって稼ぐか、というのが次の議題になってくるわけですが・・・


と、ごたごたと説明していても始まりませんので、そろそろ始動しておこうと思う。
次の問いに答えて先のページを目指すのじゃ。


問0.一般に”すきま風”と呼ばれる現象では何故だか周りの空気の気温よりも増して冷たく感じられる。
それは体感温度の問題ではなく、実際に温度が低下しているからであるが、
その原理を説明したものはジュール=○○○○効果である。

リンク先パスワードに○に入るカタカナ4文字の人物名前を英語(半角)で答えよ(7文字)。頭文字も小文字で答えること。
注;ローマ字ではない。


ユーザー名は半角ローマ字でmasawoと入力してください。

第一章・ひーを告ぐ者


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