Proof of the existence


2013年 2月上旬

「で、いつになったらMK-Uは作るんですかねえ・・・?」

「いや、作ろうと思えば多分作れるけど、自分の腕だと
ほぼ一日つぶれてしまうし、翌日仕事だと思うとやる気が起きない。」

「確かに、次の3連休はGWまで無いのか・・・」

(然し、休みの日一日潰してプラモ作るって一体、何の義務なんだろうか。)


True Blue

「取り敢えずさやかちゃん救出したから、セットするか。」

「それは、俺も早く取りに行かないとな。」

「いや、待ってよ。俺今まで車に置いたことなんて一度も無かっただろ?
何で俺ばっかり被害にあうんだ?」

「何なら、自分も取ったらいいんじゃないかな?
そうしたら自由に仕掛けられるぞ。」

「それよりも、なのはが飾られてた凄く痛い車があったな。」

「嫌な事件、だったね。正直、あれはないわ。引くわー。
というか、あれは私じゃない!」


murmur twins

「何か置くもんない?」

「じゃあ、さっきとってきた君のさやかちゃんも設置しよう(提案)」

「ロッソ・ファンタズマか何か?(無知)」

「赤くないけどな。まあ同じやつ2体ってのは今までありそうで無かったな。」

「をい!」

「ほら、どこかで『2体を1体に見せる作戦』とかあっただろ。
さやかちゃんは赤くないけどな。」

「なんか自分の車のカラーと同じなのが無性に腹立つわ。」

「こんなの絶対おかしいよ。」


Timepiece phase II

「この中に一人、マラ○イを作っていない奴がいる。」

「いや、作ったろこの前。」

「いやいや、『MG』のマラサイ。」

「・・・そうか。いやーそんな人もいたもんなんだな。
一体誰なんだろうな。」

「どの口が言っているんだよ・・・
おっと、何だ、今の車!?完全にアウトだろ、これ。」キュルルル

「アーッ!さやかちゃん落下!
この時期、本当に畜生にも劣る愚劣な行為をする車が多くて困る。
フェアじゃないね。」


Eternal Tears

「フェイト当たった。もう置くところがない。
コンビニで買い集めてたゴルゴがフィギュアに追いやられてる。」

「どうすんだよ、これ・・・」

「まさか一発で当たるとは思わなかった。
というか、俺なのは好きじゃないし。」

「こんなの取ってくるから、親に
『あんた、こういうの好きでしょ?』とか言われてなのはの缶コーヒー押し付けられるんだろ。
取り敢えず小○辺りにでもあげたらいいんじゃないかな?
また、フィギュアを持ってくる人っていうキャラが立ちそうだけど。」

「というわけで、お疲れさまでした!帰ります!」


Watch out!!

「ただいまー、と。ん?どこ行った!?」

prrrr...

「はいはい。」

「もしもし、すまん。(さやかの)サーベル落とした。」

「」


S!ck

「あかん、肉と油分と酒の摂りすぎで胃もたれが・・・ウッ」

「」


???「おい、フェア林、フェア林はどうした!?」

???「逝ってしまったわ。宴会の理に導かれて…」


「はあ、またか。仕方無い、取り掛かるとしよう。
ん? 何だこれ?」

「何で穿いていないんだろうな。これは駄目だろう。」

「一応断っておくがCDは想いの他、よかったな。
ジャズピアノアレンジになっているからか、自分の性によく合ってる。
特に静寂な夜には重宝しそうだ。」

GUNDAM Mk-U+FLYINGARMOR A.E.U.G. PROTOTYPE MOBILE SUIT
”フライングアーマー”は、「機動戦士Ζガンダム」に登場する”ガンダムMk-U”専用の
大気圏突入オプションである。U.C.0087年5月11日。エゥーゴは地球連邦軍の拠点である
ジャブロー基地を襲撃するため、アーガマ隊は軌道上からMS部隊を降下させた。
その途中・・・

「成程。わからん。わからんが・・・
前回の実績があればそれほど苦労することも無いだろう。」

「国へ帰ってもいいか? 何だこの絶望的なパーツの数は・・・
もうスカイツリーの比じゃないな。説明書に『×印は使用しないパーツです』とか。
何のためについているんだろうな。」

「取り敢えず比較的簡単そうなフライングアーマーから片をつけてしまおう。
マラサイのパーツに慣れていれば、余裕のレベルだな。
さて、撮り溜めしていたヒストリアでも見ながら・・・」

「いつの間にやらOPに歌詞が付いているな。
最近の梶浦は自作のインスト曲をKalafinaに歌わせるのが流行りなのか?
Credens justitiam然り、 Sagitta luminis然り。」

「パーツも大きいし、それほど苦労することはなさそうだ、が。
何なのだろうか、この紐は? まったく想像がつかん。」

―――数十分後

「まあ、こんなところだろう。あとは、台座をつければ完成か。
紐の正体は分からずじまいだったが・・・」

「まあ、その何だ。ここいらで休憩もかねてニュージーランドの南、約200kmに位置する、
スネアーズ諸島の支配者、スネアーズペンギンを紹介しよう。見ての通り、イケメンだろう。
イワトビペンギンで有名な、マカロニペンギン属のペンギンだ。
島の一帯は荒波にもまれ、長い間人の手がつかなかったため、独自の生態系が出来上がっている。」

「『スネアーズ』というのも荒れ狂った海域に位置するこのエリアを
船で航行するのが危険(sneares=罠)という意味から来ているらしい。
それと、御覧の通り、ペンギンの語源は『太った』って意味だ。
初めて見つけた人間が思わずデブさん、デブさんって叫んでたらしいな。」

「勿論、雪があるような地域じゃないからな、
暴風雨に負けないよう、独自の進化を遂げた木々で構成された森の中で
持ちつ持たれつの生活をしているのだろう。」

「これは、他のペンギンにもよく見られるしぐさだと思うが・・・
別段、荒ぶっているというわけではない。

これは海に潜った際に体に入る海水、塩分を抜くための行動らしい。
目に特有の管があってそこに海水を集めて首を振ることで発散しているのだとか。
世界ふしぎ発見!は歴史番組だと思っていたが、そうでもないのか。
それにしても、ゆでたまごの人はどこに行ったんだろうか?」

「さて、ここからが本番だな。まずは顔パーツの組み立てから、と。」

「相変わらず細かいパーツのシール貼りは難しい。
なんかきれいに貼る方法はないものか・・・
次は因縁のライフルだな。前回は、先端が不幸にも破損するという案件に見舞われてしまった。
同じ轍は踏むまい。」

「まあ、こんなところだろう。どうだ、分かったか。
にしても、これは手に持たせるのが大変だな。よくわからないが、すぐに手ごと外れ落ちてしまうぞ。」

「また見たことのない指示が出てるな。
ペンチで切り取るのか・・・、爪切りでいいか。
にしても間が狭すぎて届かないぞ。だったら、パーツをギリギリまで拡張して・・・
あ。」



























※画像はイメージです。
























「・・・今日もいい天気だな。」

「おかしい、さっきまで嵌っていたはずの頭部のパーツの
嵌りが急激に悪くなった。グラつくんだが。」

「あ、あれ?なんか本体の穴に黄色いものが・・・」



























※画像はイメージです。
























「・・・根元から折れてた。」










殺っていない。殺られたんだ










そうあれかしと叫んで斬れば、世界はするりと片付き申す










「・・・暫くピアノ弾いてくる。ラフマニノフは難しいんだ。
ここまでで、大体8割方完成、といったところか。」


「あとはそれぞれの部品を組み合わせて、どうだ。こんなものだろう。」

「首がついていないのは、前述の通り、パーツ破損中の為だ。
下手に弄るとどこに行くかわかったもんじゃないからな。事実10分程度は無駄にしてしまった。
こういう場合のフォローの仕方って何か無いのだろうか?」


???「私は体の一部が外れるのに慣れていないから、あなたアドバイスしてあげなさい。」

???「私だって慣れていないわよ!」


「バランスは悪いが仕方ない。できるだけ衝撃を加えないようにそっとフライングアーマーに乗せて、と。」


「一応完成だ。どう設置していいか分からないから、説明書の写真の通りに置いてみた。
しかし、ライフルがよく外れる。ついでに一緒に腕がもげる。何とかならないのか?」

「最後の仕上げだ。これをマラサイと対峙させてみよう。」

「横方向から撮影するとこれが限界だった。
自分の身長以上の高さに置いてあるし、頭部(の部品)が落ちるし、何よりこれ以上の撮影は(自分の身が)危険だ。

あと、何か違和感がある。最初に何に使うのかよくわからなかった黒い紐がここにきてとてつもない存在感を発揮している。
アレの触角っぽく見えて仕方がない。」

「一方のパンフレットには触角がない。あれ、もしかして上下逆?」


「と、一瞬不安になったが回転したら解決した。
所要時間も前回の記録を更新して7時間だ。どうだ。見たか。」

(ひとまず)完


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