Proof of the existence サードシーズン


Link
No Tears


Praludium


2015年 1月某日

「・・・?」

動かん。

「どうやら電源が落ちていたみたいだ。
にしても、ついこの間充電したばっかりじゃなかったか?

取り敢えず充電しておくか。」

―――翌日夕刻

「あれ・・・また電源が落ちてる。バッテリーが寿命なのか?

スマートフォンが世の中に跋扈しだしてからというものの、
部署の中でも遂にケータイの所持者が自分を含め2人(但しもう一人はタブレット所持)という、
肩身の狭い思いをしていた訳だが、遂に乗り換え無くてはならないのだろうか?

言われたところで、変えるつもりなど毛頭ないんだがな。

「とは言ってみるものの、月々数千円ポッキリで済んでいた支払いが
一万円になるというのはどうも納得がいかないな。

何かしらできることはあるかもしれない。
バッテリーの在庫があるかどうかくらいはは確認してみるとしようか。」

店員「申し訳ございません。何分数年前の機種でして既にメーカー在庫も残っておりません。」

知ってた。

「仕方ない。機種変更するしか無いか。
モデル見せてもらえますか?取り敢えずスマホ以外で。」

店員「今出ているのはこちらのメーカーのものだけですね。
最低限の機能しか搭載していませんので、今お使いのものと比較しますと云々。」

「確かに基本的な技術とかは向上しているのかもしれないが、
今まで出来ていたことが出来なくなるのはちょっと考えものだな・・・

できればカメラ性能が高いものを希望したいんだが。」

店員「それでしたら来月新しい機種を入荷予定となっておりますので云々。」

「じゃ、それ下さい。」

店員「但し料金プランはスマホと同等のプランとなります。」

スマホ見せてください。


「改めて料金プランを確認してみたが、やはり考えものだ。
現在の利用額がそこそこ掛かっているんだったらこれを期に変えてしまってもよかった、

とも考えてみたものの、単純計算でも4倍以上だろう。
使いこなせるかどうか、は兎も角としてもやはり割にあわないな。

それに小さな画面をタッチパネル操作するとか何の拷問なんだ。
移動の間にゲームするような趣味も無いぞ。」

「だったら、タブレットとケータイにする方向で考えてみよう。
どうせお金が掛かるんだったらせめて使い勝手だけでも良ければ、

というかぶっちゃけ、何かと妥協点を探さないとやってられん。

店員「タブレットとケータイ持ちのプランにされている方も結構いらっしゃいますよ。
併用プランもご用意してございますので、ご検討頂いてはいかがでしょうか?」

「落とし所は併用プランになりそうか。
で、機種変更とタブレットの金額の合計は・・・

スマホにするより高いじゃないか・・・。仕方ないのか・・・はぁ。」


(このプラン、果たして本当にいいのだろうか?
携帯電話のデチューンが気に入らないから半ば強引にタブレット契約しようとしているものの、
これだと、普通にスマホ持つよりも割高じゃないか。)

そもそも携帯デチューンするのに料金が上がるのがおかしいんだ。
無理に機種変更しなくてもいいんじゃないか?)

(何故だか分からないが今日はバッテリーの減りも思っていたほど早くないし。
そもそも単純に充電不足だった可能性も十分に有り得るわけで・・・
というか、ぶっちゃけそれが原因じゃ・・・

暫くは様子を見ることにしようか。

やっぱり機種変更だけやめます。


「とまあ、これがタブレットを購入するに至るまでの顛末であった訳なのだが、
見事に当初の目的は何ら達成されていない。
結局何しに行ったんだっけ・・・?

2時間以上も携帯ショップの店員を捕まえて何やら何まで聞きまわっていたというのに、
そのアドバイスはほぼ生かされていないし、多分店員も
一体何しに来たんだ、コイツって思っているだろうな。

「それよりかは、顧客が真に求めていたものが果たしてタブレットだったのだ、
そのように、解釈したほうがよほど建設的であろう。

実弟からも一定の理解を得ることも出来ている。"利"は伴った行動であろう。
使いこなせるかどうかまだ不安な部分も多いが、いろいろ試してみるとしよう。」

「調べてみれば色々と出てくるもので、撮影した画像をそのまま、
デスクトップに送信するアプリとかもあるものだな。

画面はスクショだが、無論、カメラ撮影した画像も取り込み可能だ。」

「さあ、ネタは光ったぞ。これで少しは更新も楽になろう。
いやー、長い前振りだった。」


No Tears


「懸命な諸君は既にお気づきであろう、
これまでにも何回か話題にあげているつもりではあるが、
当製作日記は開始時のモチベーションが最も低い。

その点に配慮していただければ筆者の張り裂けんばかりの胸中を察していただけるであろう。」

「今回のお題は(筆者自身のモチベーションを最低限に保つ意味合いも込め)
半ば強引にリクエストさせていただいた(自分以外は)ご存知グフ・カスタム。
もう少しで去年のリクエストが歪んだ形で叶いそうな様子を呈していたので、
そちらに関しては全力で阻止させていただいた。

車を希望すると言っても、これ とかこれが平然とセレクトされるのは何かが間違っている。」

「こういうやり方はフェアじゃないね。賛同できないよ!
フェアじゃないついでに、当サイトのキラーコンテンツを自負するFA日記もよろしくお願いしておくよ。」

「厳密には、動画サイトで例の散り際のシーンくらいは拝見しているので、
全く知らないわけでもないが、逆に言えばそれくらいの知識しかない。

あえて強調させていただくがこれが純然たる事実だ。

それ以外の情報といえば、又聞き位で人よりも毛の生えた程度の知識しかない。
そんな微々たる情報の行き着く先というのは大体相場が決まっているもので。

人並みの情報量に近づけるためにノイズや誇張で膨らませた想像上の人物像を作り上げてしまうものだ。
例えば彼の髪型について語らせてもらえば、あれはパイナップルであり、潔くないといった烙印を押さざるを得ないだろう。


然しこのいさぎ悪さが却って彼の漢らしさを引き立てている結果になっているともいえよう

「毎回のことながら心が折れる。
まあ、書いてある通りに組み立てれば理論上はできる筈なんだがな・・・」

「ん?」

「これは思わぬ伏兵だね。今までにもどこに使用するかわからないパーツ、
もとい使用しないパーツとかいうジャミング兵器や折りたたみ式説明書による物量攻撃など様々な
精神的嫌がらせがあったがこれは予想していなかった。
全くフェアじゃないね。準備するしか無いのか・・・」

こんな事を言っていられるうちが華だった・・・

「端的に言おう。嵌まらないぞこれ。舐めてるのか?
プラスドライバーくらいどれだけでも用意してやろうじゃないか。
問題はそんなことじゃない。ビスが穴に入れても回らないのだ。組み立てる以前の問題じゃないか。

「ということでお助けアイテムの登場だ。
我ながらグッドアイデア☆

 

「嵌めてしまえばこっちのものだ。何事も結果が重要だということを如実に表しているといえよう。
勝てば官軍。

何だかんだで取説も早くも半分に到達した次第だ。ここまでくれば安牌というもの。
思ったよりも早く完成するかも。」

「何? 大工仕事でもしてるの?」

「それはよくわからないが、多分違う。」

完成図を様々なシチュエーションにて紹介する、本取説のハイライト。
しかし、ノリスに関しては詐欺である。

何やこれ。

「こんなところにまで消費増税の魔の手が差し迫っていたのか・・・
子供の夢を奪うような行為は決して許されるべきじゃないし、フェアじゃないね。」

「今回の制作にあたって唯一良かったと思える点がここ。
一つのキットにパーツが固まっていてくれたお陰でゴミ処理が楽だった。
探す手間も省けるしな。」

「取説のページの進み具合の割にはまだ腕と脚しか出来ていないのか・・・」

「えー」

なんていうか、弐寺に例えると初見でゴビヨの発狂に突入したような気持ち。

「今回一番めんどくさかった。
昨年のマラサイ事件の際にも似たようなことがあったがそれどころじゃなかったから
対して気に求めていなかったが、これはウザい。無駄に時間がかかる。」

「こういうコクピットが出来上がってくるとなんだか進んできたなという実感も湧いてくるものだ。
しかし、ビスを金槌で叩いた弊害がここで出てきたのか、強引に嵌めたパーツが引っ掛かって若干周囲のパーツが嵌まらない。

「疲れた。何かトリック始まったから見終わったら寝るわ。

午後一番で開始しているにもかかわらず、深夜放送の時間を迎え50%も進んでいない模様。

「やっぱり時代はタブレットだな。」

↑主に進まん理由の一つ

続く


PREV

NEXT


RETURN

inserted by FC2 system